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5月に入りカープも好調でお天気も良く気持ちがよいですね!
今日は院長のラジオ出演の日でした。

今回は、「舌の痛みについて(前編)」としてお話させていただきました。
当院でも「舌の痛み」についてのご相談をお受けすることありますが、症状としては「ヒリヒリ」「ピリピリ」「チリチリ」
「しびれた感じがする」等で、その結果食事や会話が難しくなったり、味がおかしい、痛くて何もする気起きないなどと
訴えられます。
そもそも痛みとは、痛みを訴えている「部位」ではなく、「脳」そのものが痛みと認識している状態です。たとえば、舌に大きな傷があったとき、傷に刺激が加わり、神経を通じて「脳」に指令が届くことで「舌が痛い」と痛みとしてわかります。
この例は原因がはっきりしている場合です、逆に特定の原因がはっきりしない場合でも「脳」が「痛み」と認識すればその方にとって「舌の痛み」になります。
つまり「痛み」には原因が特定できるものと、できないものがあります。

続いて、「痛み」について整理していきましょう!
1)侵害受容性の痛み
 原因が特定できるもので、舌の痛みの場合、尖った歯や壊れた入れ歯などで傷ができた、アフタ性口内炎ができた等です。
2)神経障害性の痛み
 場合によってある程度原因がわかるもので、舌の痛みの場合三叉神経痛や舌咽神経痛、事故による外傷などの持続性の神経障害性疼痛などです。
3)心因性の痛み
 原因が特定できない事が多く、舌の痛みの場合ストレスや性格、疼痛性障害や心気症などです。

前回「味覚障害」についてお話させて頂いたとき同様、「舌の痛み」においても上記3つが混在して痛みととして発現している場合も多いので、他科との連携も重要となります。

実際の診療の流れとしては、問診と口腔内の診察で「舌に肉眼的な異常」がないか診ていき、「ない」場合は上記で痛みについてご説明した2)と3)の可能性が高いので、より詳細な診断のため近隣の大きな医療機関に紹介することになります。
「ある」場合は1)に該当し、
「刺激性」…尖った歯や壊れた入れ歯や差し歯といった機械的な刺激によるもの
「非刺激性」…全身疾患や飲み薬によるもの
「その他」…腫れ物やできもののよっておこるもの
以上のような診断となりそれぞれ対応して参ります。

単に「舌が痛い」といっても歯科で対応できるもの、他科との連携がいるものなど様々あります。
来月は、後編として「舌の痛み」の病態と対処についてお話してまいります。是非、お聴き逃しなく!
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【2015/05/11 16:07】 | 未分類
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